Q&A すべて開くQ1)新陽ロープってどんな会社?A1) 50年以上に亘りステンレスワイヤロープを製造している国産ステンレスワイヤロープメーカーです。 2008年3月に業界初、JIS G3557[一般用ステンレス鋼ワイヤロープ]の認証を取得しています。 ステンレスワイヤロープの即納体制を整え、多様化するお客様のニーズに万全のサービスでお答えしています。Q2) ステンレスワイヤロープに磁石を近づけると軽くひっつきますが大丈夫ですか?A2) ステンレス鋼ワイヤロープの代表的な鋼種はSUS304(オーステナイト鋼)ですがロープ素線強度を上げるために冷間加工を施しています。その加工によりマルテンサイト量が増加し磁性が高くなりますがロープ特性(耐食性等)には何ら影響はございません。 因みにSUS316ロープ用鋼線のマルテンサイト量の変化はSUS304より少ないので 磁性が低く保たれます。 Q3) ステンレスワイヤロープは錆ないですか?A3) Stainless Steelは「錆にくい鋼」です「錆ない鋼」ではございません。 使用環境等の影響で不動態被膜が破壊された状態になりますと腐食が起こります。 代表的な腐食形態に「隙間腐食」や「孔食」がございます。 海水中や腐食環境の厳しい場所でのご使用には特にご留意願います。 Q4) ステンレスワイヤロープを動索に使用したいのですがどのようなロープが良いですか?A4) ステンレス鋼ワイヤロープは炭素鋼ワイヤロープに比べ相対的に硬いので強いと言うイメージがありますが、動索に使用する際は粘靭性は低いので素線数の多い柔軟な構成のロープをご使用することをお勧め致します。 尚、7x19や7x37等のストランド心入りロープは動索使用の際、直線状の心ストランドが 繰り返し曲げの移動に追随できず形くずれを起こす可能性がありますのでできる限り繊維心入りロープ6x19や6x37あるいはロープ心入りロープIWRC6xFi(29)やIWRC6xWS(31)を推奨いたします。 Q5) プレテンション加工について?A5) 新品のワイヤロープに破断力の40~55%の荷重を一定期間掛ける加工を数回繰り返します。 プレテンション加工による主な効果を挙げると下記のようになります。①使用初期に生じる初期伸び及びロープ径の細りが少なくなる。 ②弾性係数が高くなるとともに、バラツキが少なく安定する。 ③素線やストランドの配列状態が良くなるので、ロープの耐疲労性能が向上する。 CONTACTお問い合わせはエスコマース(株)へ繋がります TEL 072-431-8888 メールフォーム